S ZUIKO AUTO ZOOM 35〜70mm 1:3,5〜4,8

このレンズについて

 コシナのOEMであるOM2000とセットで販売されていた標準ズームレンズです。外観上のデザインは純正レンズに非常によく似せてあります。また、鏡胴全体を樹脂化するなどして大変軽量になっていますが、マウントはアルミ合金でできているようで、コシナ(オリンパス?)の良心を感じます。ズーミングの時、約50mm付近で全長が一番短くなり、両端に近づくに従って伸びるという動きは、コシナに限らず各社の廉価版ズームレンズではよく見られるものです。
 また、最短40cm弱まで接近することができるため、これ一本でスナップ撮影に出かけても不満はないのではないかという気がします。最近のズームレンズでは当たり前なんですか? 私ちょっと遅れているのでわからないんですけど。

 廉価版ではありますが、ズーミングによるピントの移動がほとんど感じられず、70mmでピント合わせをした後に35mmにしてそのままレリーズしても問題なさそうです。ただ、レンズ先端がピントリング、真ん中がズームリング、根元が絞り環という並び方はオリンパス製と同じではあるものの、ズームリングのローレットが小さいためか、ファインダーを覗きながら操作する際にズームリングと絞り環の区別がつきにくいと感じました。慣れれば問題ないだろうとは思いますけれど。

写りは

 ズイコーレンズは木々の緑がきれいに出ないものが多いと常々思っているのですが、このレンズはけっこうきれいに出る(記憶色に近い)と思います。いい意味でズイコーとは違います。反面、シャープさという点ではやや劣ると言えなくもないのですが、それはあえて言えば、というレベルであり、価格(定価じゃなくて買値ね)を考えると申し分ない写りだと思います。

2002.05.28.


作例