ZUIKO AUTO-W 28mm 1:2

このレンズについて

 OMシステムには焦点距離28mmのレンズは3種類ありました。開放値が3.5, 2.8, 2の3つです。3.5はモノコートのまま、MC化されることなく生産が終わったとされていますが、3つの中では一番評価を目にすることの多いレンズです。それに対し、他のふたつは2.8, 2の順で語られることが減るようです。正直なところ、28/2の評価は、ほとんど見たことがありません。28/3.5, 28/2.8に比べると価格が大幅アップするから、ユーザーも少ないのでしょうか。

 大きさは単独で見ればさほど大きくありませんが、28/3.5, 28/2.8と比べると、フィルター枠径はφ49で同じものの、やはり大きく見えます。
 しかし、大口径のメリットはやはり明るいファインダーでしょう。28/3.5では、室内や暗い場所ではフレーミングやピント合わせが困難な場合がありますが、28/2だとそういう場面は減少します。また、被写界深度が浅くなるため、ピントの山もつかみやすくなります。
 Talbergスクリーンを使用する場合も、28/3.5ではきついですが28/2ならなんとか使い物になります。

写りは

 予想では、ズイコーらしいコントラストとシャープさは開放では得られないだろうと思っていました。実際、柔らかめの描写だと思います。 絞っていってもカリカリにはならないようで、ズイコーレンズの中でもあまり多くないタイプの一つではないでしょうか。28/2.8が開放からコントラストも高くシャープですので、シャープさを求めるなら2.8、柔らかさを求めるなら2、そんな使い分けができるかもしれません。

2004.11.15.


作例