出会い
このゾナーは、コンタレックスを入手してから2番目に買ったレンズだったと思います。コンタレックスに手を出したら買わねばならないレンズの中の1本と言われています。入手方法はオークションではなく、アメリカのカメラ屋店頭で買ったものです。ガラスはきれいでしたが、鏡胴には擦り傷がけっこうついていました。
このレンズについて
スペックに対して特別コンパクトというわけではありませんが、最短撮影距離はヤシコンゾナーが1.6mなのに対してこのレンズは1.2mまで寄れるのが利点と言えます。しかし、M42ゾナーはさらに短く、1mです。
フィルター枠径は49mmですので、特別なアクセサリーはあえて必要ありません。専用アクセサリーのためのバヨネットは付いていますが、取り付けられるフードは50-135mmまでの共用フードですので、効果を考えると純正フードではなくフィルター枠を使って汎用フードをつけた方がよいと思われます。
リアキャップも特別で、上の写真にちょっと写っているような金属製キャップか、バブルケースになります。キャップだけ、あるいはケースだけで売られているのは見たことがありませんが、あってもたぶんばかばかしい値段になっていると思うので、私は不足分についてはインターネットの情報をもとにミノルタαのボディキャップを使いました。その情報は、そのまま付くような書き方でしたが、実際には現物にあわせて爪を削ったり、位置合わせのためのマークを彫ったりする必要があります。でも、簡単に手に入るものを利用するとすれば、これが今のところ一番の方法でしょう。
写りは
よく写ることは間違いありません。ただ、プラナーでもそうでしたが、「気に入った」と思わせる写りではないのですね。入手したものがハズレなのか、最初のイメージ(期待)が大きすぎたのか、よくわかりません。ただ、最近になって何かが変わってきた感じがします。コンタレックスレンズ見直しとなるかは不明ですが、もう少しつきあってみようと思います。
2002.11.17.
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