このレンズについて
コンタレックスマウントのプラナー50は、数あるプラナーの中でも評判の高いレンズで、日本製のプラナーとは違うとまでいわれています。明るさを追求していない分だけ写り自体はよいだろうという想像はつきます。また、ヘリコイドの距離目盛りが38cmまであるので、マクロレンズ的使い方も可能です。さらに、この黒いプラナーは、被写体との距離に応じて絞りを機械的にコントロールするフラッシュマチック機構が内蔵されているため、普通の銀鏡胴のタイプより大きめになっています。オレンジ色の▲マークを、使用するフラッシュのガイドナンバーの数字に合わせてやれば、ピントを合わせるのと同時に距離に応じて絞りを開け閉めしてくれます。
写りは
コンタレックスに手を出したらまず使うべきレンズの筆頭にあげられているこのレンズですが、しかし、残念ながら私はいまだにこのレンズの真価が理解できていません。ライツのズミクロン50/2と対決させてみたりしましたが、その差がわかりませんでした。作例の山茶花は、同じものをズミクロンでも撮影していますので、そちらもご覧ください。
2003.12.07.再スキャン
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