OLYMPUS OM10

OM10とは

 何度も書いていますが、私がはじめて自分のお金で買ったカメラです。OM-1やOM-2は、プロの使用にも耐えるカメラとして製作されましたが、一般ユーザーを対象として電子化・自動化を押し進めた結果登場したのがこのカメラです。
 このカメラの特徴(OM-1/2に対して)は、OMシリーズの特徴とも言えるマウント部のシャッターダイヤルがないこと、ファインダー内のシャッター速度表示がLEDであること、セルフタイマーが電子式になっていること、レリーズボタンの回りの金属部分を軽く押すとスリープ状態から復帰すること(メインスイッチがONでも90秒放置するとスリープ状態になる)、基本的には絞り優先AE専用機ながら、マニュアルアダプターというアクセサリーを装着すると、マニュアル露出で使用できること、などです。もうひとつ、OM-2と同様のTTLダイレクト測光を採用している点も特徴でしょう。ただし、フラッシュのTTL調光をできなくすることで上位機との差別化を図っているようです。また、ワインダーは装着できますが、モータードライブが装着できない(というか意味がない)点も差別化のひとつです。
 OM-2ではファインダー内露出計の受光素子は二つありますが、OM10はひとつだけで、こんなところでもコストダウンを図っています。

使ってみて

 取り立てて書くべき内容はなく、ごく普通の機能を持ったカメラと言えます。操作する部品類を大きく作ってある点は上位機譲りですが、対象が一般ユーザーということがあるのか、露出補正はできるもののつまみの操作が大変面倒である点が不満です。フィルムの感度設定をいじることで露出補正を実現するのはOM-2と同じですが、OM-2では感度設定(つまみを持ち上げて回す)と露出補正(つまみを回す)は別の操作方法になっているのに、このカメラは同じ操作(持ち上げて回す)なのです。

 そんなわけで、今となっては特に際だったところのないカメラですが、思い出のカメラということもあって大切にしています。

2002.08.27.