OLYMPUS OM-2

OM-2とは

メカニカルカメラのOM-1と同じサイズのボディに電子制御シャッターとTTLダイレクト測光による自動露出を組み込んで、OM-1の3年後に登場しています。この測光方式により、フラッシュ撮影やマクロ撮影が容易になりました。
 TTL測光とは、撮影レンズを通して(Through the Taking Lens)測光するということで、これがダイレクトになると今写りつつある光を測りながら露出を制御するようになります。通常のTTL測光では、レリーズする直前の光量をもとに露出を制御しますので、レリーズ後に光が変化してもカメラの方はそれに追従してくれません。しかしダイレクト測光では、露光中に状況が変わるとそれに合わせて露光時間を変化させてくれるのです。一見すばらしい機能のように思いますが、実際に効果が期待できる場面というのを思いつきません。それよりも、オリンパスが雑誌等でアナウンスしていたとおり、絞り込み誤差やレンズとボディの絞り連動誤差を補正できるということの方が効果が期待できそうに感じられます。

使ってみて

 写真のOM-2は、正面右下の「MD」プレートからわかるように輸出仕様ですが、ジャンク価格で買ったもう一台の国内仕様のボディが、すべてのOMボディの中でもっとも稼働率の高いものになっています。その理由は、@根が貧乏性であり、買値が高かったりきれいなボディはなかなか持ち出す気になれない、Aよく使い込まれて真鍮地が出始めているボディは、何となく手に馴染む、BOM-2自体が好きなボディである、などです。このボディは実はシャッター幕にピンホールが多数明いていたり、ファインダー内の露出計が2段ほどずれているという難点があるのですが、まだまだ第一線で活躍しています。ホントは部品(プリズム)取り用に入手したんですが・・・
 また、OMの巻き上げ感は世間一般にはあまり評判がよくないですが、1や2は悪くないと個人的には感じています。