GAF L-ES/2

L-ES/2とは

 チノンがアメリカの販売会社に供給したM42マウントカメラのようです。日本国内での製品名はメモトロンとか、そういう機種だと思いますが、詳しいことは把握していません。このカメラ系列の特徴は、レリーズボタンを押し込んでいくと絞りが絞り込まれ、絞り切ったところで測光、そして露光(レリーズ)という機構です。このため、レリーズボタンのストロークはかなり長くなっています。大柄で特別美しくもなく、質感が高いわけでもないのですが、ほとんどの自動絞りM42レンズがオートで使えること、さらに測光自体は絞り込み測光ですから、絞り開閉が怪しくなっている古いレンズでも適正露出が得られる(ことが多い)点に価値を見いだしています。その他、
  @アイピースシャッター
  AAEロック(レバーロック機構付き)
  BバッテリーチェックLED
  C多重露光レバー
などを装備しています。
通常、アダプターを介してM42レンズをミノルタやヤシコンボディに取り付ける場合や、ボディとレンズが非純正の組み合わせの場合、SMCタクマーやマミヤなど各社独自の開放測光に対応させるためにもうけた爪やピンがじゃまをして、取り付けられなかったり取り外せなかったりといったトラブルがあるのですが、このカメラにはそれらの爪やピンの影響を受けない懐の広さがあります。

使ってみて

 しかし、期待とは裏腹に、露出の精度はあまり高くないようです。本質的には絞り込み測光ですから、うんと絞った場合、ファインダー接眼部側からの逆入光の影響が無視できなくなるというのも理由の一つと思われます。
 また、ファインダー内のシャッタースピード表示と、実際の速度に差があるように思えてなりません(^_^;