KONICA HEXANON 1:1.8 f=52mm

このレンズについて

 ちょっと前のことでよく覚えていないのですが、どうしても直せないボディ(AutorexTだったかなー?)があったので、にこいちにしようとジャンクを買いました。そのボディに付いていたレンズがこの52/1.8でした。二台のボディは、結局いちいちのまま、押入のどこかにあります(^_^;
 外観は写真の通り銀帯があるタイプで、真っ黒のシリーズより古い時代のものですが、いつ頃のものであるかはわかりません。この頃のHEXANONレンズはほぼ総金属製で、ずっしりと重いのですが、今ひとつあか抜けないと言うか、感性に訴えかけるものがないというのがヘキサノンレンズの外観上の特徴かと思っています。

写りは

 開放では、光が多い場合はハロが目立ちますが、近距離になると明るいときでもハロが目立ちにくくなるような気がします。中遠距離では光が少ない状況でもコントラストが低い画像になります。周辺の減光もやや目立ちます。
 ただ、コマ収差はわからないくらい少ないようで、ちょっと驚きました。
 f4まで絞ると画像はぐっと引き締まってきますし、ヘキサノン特有の繊細な描写が出てくるようです。

2002.01.24.

作例